言う強さと言わない強さ。

皆さんは困ったときや、悩んだとき、人に言う方ですか?言わない方ですか?…私は言う方です。バリバリ言います。言って楽になって自己完結します。こんな私のような迷惑人間にとっては、困ったことや悩みごとがあったときに人に言わず、ぐっと堪えて自分で解決している人は「人間がエライな」と常々思う対象でした。そうありたい。強くなりたい。と思っているとき、人には滅多に弱音を吐かない、尊敬する友人のひとりが言った言葉が印象的だったのです。「人に自分をさらけ出して、人に意見を仰ぐことが出来る人は強い。それが出来ない自分の方が弱いよ」
皆、弱い自分とどこかで戦っていて、自分にはないものを人の中に見出してそれをうらやんだりするけれど、何が「強い」のかは結局、曖昧なものなんだなーと、話してみて思ったわけでして。
目に見えるものだけが強さではなくて、そんな強さを人の中に見出したとき、うらやむより強く、自分もそうありたいと願う。それが明日の自分につながっていればいいな、と思った雪虫が飛び始めた今日この頃でした。