おじさんと私

今日生理用品が切れまして、「ああーかいにいかなきゃめんどくせー」と雨がぱらつくなか、ユルカジだとごまかせないほどくっしゃくしゃのスカートをまあいいかーとはいて(たたまずに放置していたらヒドイことに…)、自転車を飛ばし、いきつけの薬局まで向かったわけです。
うおーやっぱこの不自然なくしゃくしゃ具合が目立つな…とスカートを気にしつつ、薬局へ到着。するとあら大変。いつも使っているヤツのみがからっとない。よりによって私の愛用のやつだけがからっとない(しつこいよ)。久しく他のものを使ったことがなかったので激しく動揺。考え込んでみてもウロウロしてみてもないものにはかわりがない。
他の店へ行くのも面倒くさいし、この店が一番安いしーとぐるぐるした結果、仕方がないので横においてあった他製品に目を移し、目に付いたものを両手にとって裏面の説明を見比べては戻し、見比べては戻しを繰り返すまるで決断力のない私(たかがこんなことで…)。頑張って2製品にまで絞込み、両手に持ってまだしつこく見比べていた時、おじさんがひょっこり登場。どうやら生理用品コーナーの向かいにあるコーナーに用があったらしく、真剣に生理用品を見比べる(しかも両手)私にやや気まずげ。そして私も一応気まずく恥じらい少々。お互い見ないふりを繰り広げ、妙な間が生まれたのは気のせいではなかったと思います。
「早く決めてしまおう!」…と勢い込んで、ふと目に付いた3個目の生理用品を手に取ったその瞬間、欲張りすぎたのがいけなかったのか焦ったのがいけなかったのか。持ちきれず手がすべってボトボトッと落ちる生理用品たち…それはおじさんの足元にまで…。首だけを動かして拾うに拾えないおじさん。落ちたことがショックで拾い遅れる私。ただでさえ気まずいかったのに何なのコレはもう。嗚呼、気まずさMAX!!(心の声)
そそくさと選んでレジに向かいお金を払っているときに、お…おじさんもレジの方に…。私と同じ気持ちだったのだろうおじさんは、私を認めると不自然にレジを素通りしてそこいらをなんとなくウロウロしてから私とビミョウに距離を置いて、結局並んでいました…(下図:通常左側に並ぶのに、無意味な迂回の結果右側に並んでしまったおじさんの図)。なまぬるく気まずいまま薬局から出た私にできたことは、このおじさんとこれ以上はちあわせることがないように、急いで店の前から立ち去ることだけでした。自転車の鍵を握り締めながら買い物してて良かった…。あやうく鍵探しで時間をロスするところだったぜ!!
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以上です。(へっぽこな)図まで描いて力説しちまったよ…私はばかかい。